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▲日本大正村クロスカントリーで勢いよく走る出場者ら＝いずれも恵那市明智町で

▲沿道の住民とハイタッチを交わす宮原美佐子さん（右）

　第二十三回日本大正村クロスカントリーは十八日、恵那市明智町の日本大正村周辺で開かれた。日本大正村と恵那市、中日新聞社など共催。県内外から参加した千六百二十四人が青空の下、大正ロマンあふれる町並みと早春の里山を駆け抜けた。（鈴木智行）
　１０マイル（１６キロ）と６マイル（９・６キロ）、２マイル（３・２キロ）の三つのコースで男女、年代別の計二十二部門を実施。十人以上のチームで上位五人の記録を競うグループ対抗の部や、タイムを競わないファミリージョギングも行われた。

　開会式では、地元の明智中陸上部の大塩麟太郎君が力強く宣誓。可知義明市長らの号砲で明智商業高グラウンドを出発した参加者らは、住民らの声援を受けながら懐かしさを感じさせる町並みや、春の目覚めを迎えた山々の風景を楽しみながら走り、ゴールの明智小学校を目指した。

　ゲストランナーは、女子マラソンのソウル五輪代表の宮原美佐子さんで、２マイルに出場。出場者に励ましの声をかけたり、沿道の人らと触れあったりした。