「第十三回常盤座歌舞伎保存会定期公演」が二十五日、中津川市高山の常盤座で開かれ、地元の人たち約二百人が地芝居を楽しんだ。 同保存会(林武夫会長)は「仮名手本忠臣蔵三段目−裏門合点の場」を上演。伝承に向けてけいこに励む子どもたちを交え、曽我兄弟の幼年時代にスポットを当てた「由比ケ浜」も披露した。 兄弟を演じる子どもたちがあどけない声で「父のあだ」「思えば悲しい口惜しい」と熱演する姿に、客席から温かいおひねりが飛んだ。 同保存会は会員約三十人。一八九一年に建てられた常盤座を拠点に活動している。(山本哲正)